Q34.商品マスターの原価を訂正したのですが、売上データを入力すると訂正前の原価が表示されます。

 

 

Ans.プログラムの初期値では、原価は[前回入力した原価]を自動表示するようになっています。
以下の処理手順で、商品マスターの原価を自動表示するように変更することができます。

【処理手順】

①「売上」→「売上データ入力」を起動します。

②メニューバーの[初期設定]→[入力項目の指定]を選択します。

③[入力項目の指定]画面で[原価]の欄の設定を[標準原価]に変更してください。

④変更後、[OK]ボタンをクリックします。
この処理以降は、入力されるデータは商品マスターの原価を引用します。

【解説】

この設定は見積・受注・売上の各データ入力で可能です。

  • [前回原価]=以前その得意先で同一商品の売上があった場合に使用した原価。
  • [標準原価]=商品マスターの原価。
  • [仕入単価]=その商品を最後に仕入れた際の仕入単価(『PCA商管(仕入じまん)』」を併用している場合)
    ただし、見積・受注データ入力時は、[前回原価]の場合、売上伝票で入力した情
    報を参照します。