Q18.途中から支払先を設定したいのですが。 

 

Ans.新しく支払先を設定するための支店用の仕入先コードを、新たに設けることをお勧めします。

 

【解説】
これまで利用してきた支店用のコードにそのまま支払先を設定すると、買掛金元帳や買掛金残高表にて、その支店コードが出力できなくなり、その時点での残高などが把握できなくなります。
そのため、これまで利用してきた支店用のコードはそのまま残し、新しく支払先を設定する支店コードを別途登録する方法をお勧めします。

 

【処理手順】

例:仕入先B(コード0002)の支払先を、仕入先A(コード0001)に変更する場合

①[支払]→[支払データ入力(伝票式)]を起動し、変更時点の仕入先Bの残高について、以下のような2枚の支払伝票を入力します。

(1)仕入先Bの残高消込の伝票

  • 支払日:支払先を変更した日
  • 仕入先:0002
  • 種別:その他
  • 金額:支払先を変更したBの残高をプラスで入力

 

(2)仕入先Aの残高を仕入先Bの分だけ増やす伝票

  • 支払日:支払先を変更した日
  • 仕入先:0001
  • 種別:その他
  • 金額:支払先を変更した日の残高をマイナスで入力

②「前準備」→「仕入先マスター(個別式)」にて、これまで利用していた仕入先とは別のコード(0003)で、新しい仕入先B’を登録します。その際、支払先を0001に設定してください。

 

③これまでの残高は0002で確認し、今後の仕入・支払については0003で入力して残高を確認してください。